Leeの徒然日記-Mission from God!-

「沖縄の冬の寒さなんて寒さのうちに入らないッスよ？(^^;)」って毎年言ってるLeeでしたが……


久々に冬シーズンに風邪ひいた今年。


なかなかに寒く感じて、
「ん～。沖縄の冬もやる時はやるじゃん！(^_^;)」

なんて「どこの上から目線だよ」的な発言したり(苦笑)



そんな鼻水をすすりながらゲホゲホしてた冬の夜長。



ちょっと前なら体調不良だろうがなんだろうが、なんの勝算もなく深夜のAJRに突撃したりしとりましたが……(^^;)


さすがに齢(←よわいって読むんだよ(爆))も50に差し掛かるとおとなしくなってきやがるようで(^^;)


んで、
過去に読んだ本を再読したりしてました(^^;)



その中からもはや古典の部類に入る作品なんだけど、お好きな人には堪らない。

メリケンの個人探偵物をちょっとお奨めします(苦笑)




ロバート・B・パーカー/スペンサー・シリーズ


「初秋/Early Autumn」




離婚した夫が連れ去った息子を取り戻して欲しいーーー

スペンサーにとっては簡単な仕事だった。

が、問題の少年ポールは対立する両親の間で駆け引きの材料に使われ、固く心を閉ざし何事にも関心を示そうとしなかった。

スペンサーは決心する。

ポールを自立させるためには、一から全てを学ばせるしかない。

ボクシング、大工仕事……スペンサー流のトレーニングが始まる。

ハードボイルドの心を新たな局面で感動的に描く傑作！



ぶっちゃけ1988年発行の30年前の古典(爆)


描写も表現も古いから、ヤング(死語)の人が見たら理解不能な単語の羅列も多く、ちんぷんかんぷんなのは鉄板(苦笑)


内容もまぁ、今ではその存在すら都市伝説となってる個人営業の探偵物(爆)


「こんなノスタルジー物、読まないッスよ(^^;)」


ってゆう若僧君。そう。君たちは読まないでいいの。


お奨めするのはリアルなアラフィフのおっさんだけだから(^^;)


正直、全編クサいセリフや描写のオンパレード(苦笑)



あっけなく子供を奪還したスペンサーと、息子を奪われた父親のやりとりのバタ臭さもかなりヒドい(苦笑)




「スペンサー。この一件でお前はひどい目に逢うことになる。その事を忘れるな」


「名前はスペンサーだ。サーの綴りは、詩人と同じようにSだ。ボストンの電話帳に載ってる」
外に出てドアを閉めた。


またドアを開けて中に首を突っ込んで言った。



「【タフ】って見出しのページにある」

そう言ってドアを閉めた。




くわぁ～。なんてクサイ描写！(爆)


キムタク主演の低視聴率のドラマみたいなクサさ(爆)



でもね。そのクサさがい～のよ(^^;)


ダブスタかまして平気な顔してる奴らがそこかしこにいるこのご時世。


自分が引いたラインを意地でも超えない、他人に笑われようと頑なに守る。


そのせいで、損ばっかりしてるアラフィフのオヤジたちにこそ薦めたい！読んで欲しい！本なのよね。



ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズ。



サクサクと2時間程度で読める秀作ぞろいなうえに、文庫本ならたいていの中古本屋さんで￥100で入手できます。



ホントにお奨めです。ご一読あれ(^^)