Leeの徒然日記-Mission from God!-

今回は
スピンフィッシャー430SSgのメンテナンス記事です(^^;)




奇跡の新品を入手出来たのは、約2年前のこと(^^;)


最初の頃は嬉しくて嬉しくて、ヘビロテで投げまくっていたんだけど……


ラインピックアップ時のベイルアームの位置。


その位置が使い馴れた第３世代の4桁スピンフィッシャーと比べたら、やたら違和感のあるポジションでストップしやがって……


タイトなインフィニットのおかげもあわさって、10回中5～6回は再度ラインをピックアップし直さないといけないのが、ホントにストレスでストレスで(>_<)


だんだんと使う頻度が落ちてきて、ライトなメンテは小まめにしていたものの、なんだかんだでとうとう2年近く全バラはナシ(^^;)


前回の釣行でCD5がタコに拐われ、竿尻をタコ穴にグリグリとねじ込んでいる最中に、半分水没(苦笑)



帰って塩抜き→翌日注油。


の後、
2日後くらいにハンドル回したら軽いシャリ感を確認。


全バラメンテをしてないって事はグリスシールドもしてないんで、ハウジング内に海水が侵入している可能性もあったんで、急遽全バラメンテする事に。



2年の間大事に浸かってきた機体でございますが……


ドラグノブの「PENNパワードラグ」のエンブレムがいつの間にか脱落して紛失してしまっていました(涙)
※エンブレムありのやつは420SSgのドラグノブです。

頻繁にドラグファイトをした訳でもないので、HT-100ドラグパッドはへたれもなくほぼ新品のまま(苦笑)



クルクルクルッ！とハンドルを逆回転して取り外して




タッピングビス(悲)をはずしてハウジングをパカッ！……


あら？予想してたより汚れてない？？？


さすがに2年間未開だけあって黒くはなってたけど、思ってたほどではなかった(^^;)



インフィニットが入ったおかげで、さらにシンプルになった内部ギア等を外していく。



＋ネジ2本を外したら



ピニオンギアとインフィニットデバイスとベアリングを、ゴソッと抜き出します(^^)



これでほぼ本体内は全バラ。

ローターやラインローラー、スプールもバラしたけど、今回は省略(^^;)


ハンドル回転時に感じたシャリ感はたぶんベアリング。


メインギア2個とピニオンギア1個のベアリングをクルクルクルッと回して確認したところ、ひっかかりがあったのはやはりピニオンギアのベアリング。


メインギアベアリングには軽く注油だけ行い、ピニオンギアベアリングは虫メガネで切り込み位置を見ながら(苦笑)縫い針を使ってシールドを外す。

おぅ！なんてこったい！浸水もしてないのにベアリングがほぼカラッカラだぜい！(^^;)


ブレーキパーツクリーナーで充分に脱脂。

ブレーキパーツクリーナーを使った後はキンキンに冷えて、湿度が高いと結露したように水分が付いてしまうので、軽くドライヤーで暖める。


しばらく常温でなじませた後、

オイルを数滴垂らして軽く回転してから、グリスをたっぷりと詰める(笑)


ベアリングを常温になじませている間に、

ハウジング内の汚れたグリスを除去。

キレイキレイね～(^^)


この機体だけは、脂分を少なめにしようかな～？

って思って薄塗りしてたけど……


やっぱダメだ！(°∀°)

グリスシールド
発動！！！ヽ(°∀°)ノ


完了！(^^)

新品が一番回転状態が良くないと言われるスピンフィッシャー。


劇的に良くなったとはいえないけど、自分でメンテナンスする事で湧いてくる愛着は半端ない。


もし今、新品の430SSgと交換しない？って言われても鼻で笑って拒否する自信がある。



多少嫌った期間はあったけど、一緒に過ごした2年はそれなりに重いんだ(^^)


正統なスピンフィッシャーの最終進化系の第4世代。


今期も働いてもらいますよ～(^^)